グレート・ギャツビー

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

春樹の訳本と言えば最近はロング・グッドバイなわけですが、今さらながらギャツビーを読みました。1920年代に書かれた本が何十年も経た今もこうやって読めるというのは、それだけ価値のある作品なのだろうけど、残念ながらこの本の良さを理解できたとはとても思えない。もちろんそれぞれの人物の価値観の違いからいくつかの教訓のようなものを読み取ることはできるけれども、昔のアメリカと世俗が違いすぎて、今の自分の考え方にうまく重ねることができない。もう少し大人になったらわかるんだろうか。