戦場のピアニストの原作

今日問い合わせがあって気付いたんだが、新潮文庫戦場のピアニスト (新潮文庫)って絶版になってたんですねぇ。で、文庫は絶版なのになぜか春秋社から出てるハードカバーは絶版じゃないってのも変な話だと思ったら、よく見たら著者が違うではないか。調べて見たところ、Wikipediaによると、本当の原作はシュピルマン本人が書いた自伝的小説、「ある都市の死」という本で、邦訳は2003年に映画化に合わせて改題し、こちらはハードカバーなんだが入手可能→戦場のピアニスト。で、新潮文庫版は、ロナルド・ハーウッドが映画用に脚色したバージョンらしい。というわけで映画のノベライズはこっち。というわけでハードカバーが単に文庫落ちしたというわけではなく映画の脚本みたいなものなのでこっちだけ絶版ということか。やっと意味がわかった。