さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

とりあえず王道ということで。タイトルの付け方が実にうまいなぁとバイトで積みながら思ってたのだけど、気になりますよねぇ。この本では、表題のさおだけ屋だけじゃなく、ちっともお客さんが入ってるように見えないベッドタウンにある高級フランス料理店や在庫山積みの自然食品店がどうやって利益を出してビジネスとして成り立ってるのかという、そんな日常の疑問から始めて、会計の仕組みについて学ぶという入門書。ビジネスとかわかってる人にはそんなん常識じゃん?みたいなことなんだろうけど、そーゆーの全然わかってない私のような凡人でも読めるほど簡単で、なるほど!!と思わず叫びたくなるようなかんじの本。
特によかったのが、最終章の数字のセンスの話で、「50人に1人タダ」キャンペーンの仕組みは考えたやつすごいなぁと思った。こーゆーセンスを磨く必要があるのだなぁと妙に納得した。