宇宙のみなしご

宇宙のみなしご (角川文庫)

宇宙のみなしご (角川文庫)

ナツイチで見つけた森絵都の本。最近こーゆー小説っぽい成分が不足していた気がする。
中学生の姉弟が意味もなく夜な夜な屋根に登るという話。なんで?とかいわれると説明するのが難しいのだけど、意味とかないので気にしないように。
結局のところみんな辛い時は独りでがんばるしかないんだという事実を受け入れた上で、だからこそたまには手を取り合える友達が必要なんだという主張は、社会人で一人暮らししてると胸にグサグサ突き刺さる。