しにがみのバラッド1

しにがみのバラッド1読み終わり。

しにがみのバラッド。 (電撃文庫)

しにがみのバラッド。 (電撃文庫)

死神には不釣合いな優しすぎる少女モモが、死んでいくものと残されたものを見守るお話。でもモモは主人公じゃなく、それぞれのお話に主人公がいる短編形式で進んでいく。それぞれの話はとてもうまいことまとまってる。基本的に誰かが死んでいくお話やからせつなくなるように仕上がってて、やのに死神のモモが優しすぎるってのがはっきりいってずるいとしか言いようがない。モモが泣いたらもうそれだけで反則技。ずるい。しかも使い魔の猫がしゃべるだなんて...。万人うけ狙いな基本に忠実すぎな点がプラスでもありマイナスでもある。でも全体で見るとプラスになってしまうのは、俺もまんまと策略にはめられてるなぁとか思う。もっとモモの視点からの記述が増えたらうれしいんやけど。このまま短編が続くだけやと駄作。どんどん大きなストーリーに巻き込まれていくような展開に期待。

今日研究室行かなかったのは、大学の暦上は学祭片付けなので休みとゆー言い訳。まったくもって関係ないわけですが。プログラムの続きやった。が、すぐ飽きた。で、中間発表資料作り始めた。が、すぐ飽きた。そんな城陽人のやる気と秋の空。