つきのふね

朝から研究室。昨日の続きでとりあえずプログラム作りかけやけど先にgccコンパイルが通るようにしてしまおうとあちこち修正し、やっとコンパイルが通って警告も全部消えた。そこまではよかったが、実行してみると動かねぇ。なんでじゃー。結局原因はトポロジ情報のファイルの改行コードをCR+LFからLFに変えるのを忘れてたという罠やってんやけど、これに気づくのに1時間半は悩んだて。で、やっと動いたーと思ったら、もうひとつ問題が。上のコンパイルはデフォルトのままコンパイルしてるんやけど、最適化がすべてオフなってるからものすごく遅い。まぁDebugモードみたいなもんやし。で、最適化オプション加えてコンパイルしたら警告が、無視して実行したらセグメンテーションフォルト。あぁまったくどんな最適化をしてくれてんだか。これじゃあ最悪化だ。gccはやっぱ嫌いだ。うー。まだまだ先は長そうだ。凹み。

今日はバイトなので夕方早めに帰る。りぼん、なかよし、ちゃおと幼年誌が山盛りもう来てた。やったから今日の雑誌抜きは楽チンかなぁとか思ってたけど、主婦友とか素敵な奥さんがなぜか来る。あれ?こないだ出た新春特大号出てたよーなとか思ったら、あれは増刊みたいなもんで、1月号はまた別に出るとな。しかもサンキュも来るし、場所ねーよ。最近家計簿が邪魔でスペースただでさえ足りてないのに。

書籍の方の新刊は、平成マシンガンズが入荷。15歳で文芸賞をもらった話題作だが、中学生がこんなホラーを書いてるだなんて最近の中学生は何考えてんだか。あと博士の愛した数式 (新潮文庫)の文庫版が出てた。読んでない人はこの機会にどーぞ。あと石田衣良4TEEN (新潮文庫)も文庫化。これは次読もうかと購入。

つきのふね読み終わり。

つきのふね (角川文庫)

つきのふね (角川文庫)

こないだ読んだカラフルがわりと気に入ったのと、たまたま角川文庫の新刊で森絵都さんの本が出たもんやから読んでみた。中学生のお話なんやけど、どんな話かと言うと、ある事件がきっかけで親友と気まずい関係になってしまった私。学校に居場所がなくなってしまった私の唯一の支えは、その事件で知り合った智さんだけだった。けれど、その智さんも少しずつ精神を病んでいき...。みたいなかんじ。この本読んでて思ったんは、誰かを救うことなんてできないかもしれないけど、それでもできる限りのことはしたいし、あきらめたくない。そんな思いが溢れてきて、なんかいいなぁと思う。わりと短い本やけど、読んでてとにかく続きが気になる。あと宇宙船の設計図を黙々と書き続ける智さんを見てると、なんか最近研究ばっかに追われてしまってるなぁとか自分のことを思って、もっとゆっくりぼちぼちやろうと思った。

全然関係ないけど、こないだ我が家にも無線LAN導入がどーのとか言うてたの、しばらく放置したまま今日使ってみたらなぜか普通に使えた。こないだのつながったりつながらんかったりは、機嫌が悪かっただけかなぁ。まぁとりあえず、そんなわけでこたつの中からノートでネットが使えるよーになった。やっぱ冬になるとデスクトップは寒いのです。