エヴァ8、9
新世紀エヴァンゲリオン (8) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行,カラー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2002/12/19
- メディア: コミック
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碇ユイは本当に事故死だったのか?
表向きはエヴァ零号機実験中の事故ということになってるが気になる点がいろいろ。8巻最後でリツコがレイの首を絞めるシーン。リツコがこれじゃあ母さんと同じねとつぶやく。これはアニメ版でリツコの母、赤木ナオコ博士がレイの首を絞めるシーンと一致するが、リツコがこのエピソードを知っていたとは思えない。しかしなんらかの形でナオコがレイに対して、そしてそのオリジナルであるユイに対してよい感情を抱いていなかったということは知っていたものと思われる。そしてシンジのサルベージ計画をまとめたリツコ曰く、計画の原案は10年前のユイの事故のときのもので、母も立ち会ったとのこと。さらに事故の後、赤木博士は墜落死する。墜落死は自殺か他殺かはっきりしないが、これらの状況から一つのシナリオが浮かび上がる。
もし仮に、シンジのサルベージ計画の原案は赤木ナオコ博士であるとし、失敗するように意図的な工作がなされていたものと仮定してみる。とすると、おそらくリツコはサルベージ計画を策定する段階で工作に気付くだろう。そうすると赤木ナオコ博士は自殺だろうか?他殺だろうか?他殺の場合はゲンドウということはないだろうから、可能性としては犯人はレイ以外には考えられない。また心を痛めて自殺だとしても、どちらにしても赤木博士が死ななければならなかった理由は、計画そのものに意図的な工作がされていたのではないか?本当に事故死なら赤木博士が死んだ理由が説明がつかないよーな気がするわけで。
#追記:10巻に赤木博士の死の真相が書いてあった。
新世紀エヴァンゲリオン (9) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行,カラー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2004/04/23
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