ARIAカンパニーのパリーナの位置をめぐる話

ARIA the NATURAL第14話がこないだ出たばっかりの9巻のパリーナの話でした。原作読んでたときなんとなくこんな棒なんて前からあったけー?と思いつつ深く気にすることなく読んでたわけですが、アニメの方では原作のストーリーにアレンジが加えられ、なぜかARIAカンパニーにはパリーナがないという設定にして、じゃあ作ろうかというかんじで実に自然な流れに。さらに実は昔の先輩が作ろうとして書き残した設計図が出てきたり、なんで結局作られなかったなど、実に巧い具合に加筆されていて、この脚本書いた人すごいなぁと感心したわけです。
で、さすがにあんな真正面の船着場に棒が立ってら、逆に原作がなんの説明もなしにあったことにしてるのは不自然だなぁと思い、9巻を読み返してみたら、立ってる位置が違ったΣ(´□`;なんかARIAカンパニーの建物に接しているというよりも、桟橋渡って、コンクリート(?)の船着場みたいなとこに立ってる。なんでこんな微妙な位置に。で、前の巻いくつかパラパラ探してみたけど、アングル的にここが映ってるコマが見当たらない。それでいて、ここからARIAカンパニーの方を見ると、たしかにARIAカンパニーの建物の横に立っているかのように見える。絶妙な位置。全巻見返したわけではないので、本当にパリーナが今まで立っていたかどうかわかんないんだけど、確実に正面から死角の位置なのは意図的な気がする。原作読んだときは特に疑問を感じなかったんだけど、アニメ版の巧くアレンジされた脚本を見た後だと不自然に感じる。だって、店の位置を示す、いわば顔みたいなものなわけだからこんなわかりにくい位置に立ってるのもどうかと。