PDICでスタンドアロンなフリー辞書環境の構築

とりあえず辞書としてフリーなオンライン辞書AirDictionaryを入れてみたわけですが、ちょこっと簡単な単語やらスペルやら調べるのにはやっぱりレスポンスのいいスタンドアロン型の軽量辞書で、もっと細かい用例やらマニアックな単語は大容量のオンライン辞書と併用すれば幸せなかんじになれそうです。というわけでフリーのスタンドアロンな辞書環境を構築しようとしたわけですが、わりと簡単なまとめページが見つからず。ビューアと辞書データがバラバラに管理されてるせいだな。対応データ形式の変換やら説明細かすぎたりモバイルではなくデスクトップ用の説明だったり。というわけで、辞書はなんでもいいからとにかくフリーの英和・和英辞書がW-ZERO3に欲しいなという人のためのインストール手順。esで動作確認。

まず、PDIC for PocketPC ARMをダウンロードして展開。W-ZERO3にコピー(miniSD上でもok)。で、PDICCE.EXEをPDIC-PPC.EXEにファイル名変更。これ重要。なぜか変更しないと動かないらしい。意味不明な仕様。

次に辞書ファイルをこのへんから拾ってくる→http://homepage1.nifty.com/yoshi_2000/
英和(5万語)、和英(11万語)、英英(11万語)を3つ入れて24M程度。語数のわりに軽いのは単語と意味の羅列で用例や発音記号とかない。もっと詳細なことを調べたい場合は、オンライン型のAirDictionaryと併用ということで。

で、拾ってきた辞書データはなぜか自己解凍形式になっているが、自己解凍するとデスクトップ側のProgramFilesにインストールされてしまうので、解凍ソフトで適当な場所に解凍し、中身の.dicファイルをW-ZERO3にコピー。このとき注意点として、ビューア仕様でMyDocumentsまたはminiSDの直下のフォルダ1階層までに置かないと辞書データが見えない。適当にminiSD直下にdictionaryフォルダとか作ってそのなかに.dicファイルを入れておく。

で、PDIC-PPC.EXEを起動。辞書グループの新規作成で、適当にEtoJなどのグループを作成し、辞書の追加で先ほどの.dicファイルを指定する。同様の手順でJtoEやEtoEなどを作成すれば完成。辞書切替は、ファイル→辞書グループの選択で切り替えられるようになる。

めでたくオフライン簡易辞書環境が完成した。