タビと道づれ

タビと道づれ 1 (BLADE COMICS)

タビと道づれ 1 (BLADE COMICS)

ARIA10巻の帯で大々的に「すべてのARIAファンのみなさんに読んでもらいたい、素敵な作品です」と天野氏自ら宣伝してたのでとりあえず買ってみたわけだが、正直ちょっと微妙。
同じ一日を繰り返す町。行く手を阻むように人を飲み込む路。その異変に気付いた少年は、外の世界へ出たいと切望する。毎日毎日同じ日が繰り返される絶望の中、そこに突如訪れたのは、心を閉ざし家出した少女タビだった。閉ざされた世界で二人は少しずつ、前に進んで行く...みたいなかんじ。
絵は好みなんだが、世界観の設定がいまひとつついていけないというか、おいてけぼりというか、心を閉ざしたタビとのからみも友達って何?みたいなわざとらしさが目に付いてしまい、うーんもうちょいゆっくりページをかけてもよいんではない?という気がしてしまうのでした。