ケータイ文庫

日曜なので入荷はなし。コンピュータ書を出してたら無線LAN開放で一時期話題になったFONの解説本みたいなのが入荷してたんだけど→超図解mini FONで無線LAN (超図解miniシリーズ)、最近めっきり話題を聞かなくなったんだけどどーなったんよってかんじですねぇ。てか、本にするほどまだユーザーいないと思うんだけど。個人的にはFONが日本中に張り巡らされる前にHSDPAとかWiMAXみたいな高速中距離通信事業が本格化して普及しそうな気がしないでもない。

話は変わりまして、ケータイ小説の文庫レーベル「魔法のiらんど文庫」が創刊しました。売れ筋を廉価版で文庫落ちというスタイルではなく、見た感じ新作っぽいラインナップなのでハードカバーで出す新作とどう棲み分けしていくでしょうかね?ハードカバー版はだいたい1000円ぐらいのが多いので元々たいして高いわけでもないし。そこんところがよくわからない。個人的にはハードカバー版の方が綺麗な装丁のリッチ感出るのでハードカバーの方がよい気がします。ケータイで読んだのちに保存用とかコレクション用に買ったりすることも多いみたいですしねぇ。ちなみに最近のケータイ小説のうちの売れ筋は恋空の外伝君空です。まぁ本屋としてはケータイ文庫で文庫に親しむきっかけになってくれればよいかなぁとか甘いことを思うのだけど、このへんのユーザー層が文系女子として一般文芸にどれくらい越境してくるのか数値的なデータが何もないので正直なところよくわかんない。ラノベ読みが一般文芸に越境するように、作家ごとレーベルを飛び越えてくれたらよいのだけど、そーゆー引き抜きのオファーとかはないのかなぁ。