スタバではグランデを買え

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

タイトルはビジネス書にありがちな客引きのキャッチコピーであんまり内容を表してるわけではない。お茶がスーパーで98円で売ってるのに、なんでついつい150円もする自動販売機で買ってしまうのかとか身近な話題を通して、世の中の物の値段がどのように決まっているのかというのを取引コストという視点で解説する。映画のDVDの値段がどんどん安くなる現象や、複雑怪奇な携帯電話の料金プランなどなど例が身近でおもしろかった。もしかしたら商売やってるひとからしたらそんなん当たり前やんと言われてしまうようなレベルの話題かもしんないけど、さおだけ屋ぐらいの初心者には最適な良書。