デッドライン仕事術

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デッドラインを設定することで、朝から全力で仕事して定時に帰りましょうという至極まっとうな話。んー。わかっちゃいるけどね。それができるかどうかは鈍感力次第?

本書のとおり判断のスピードを上げて、悩んでるならとりあえずやってしまって、走りながら考えろというのは最近特に思うので賛成だけれども、それで大抵のことはうまく行くんだけど、それが品質の高い仕事かというと自信がない。時間をかけたからよい仕事になるかというと必ずしもそうではないのだけど、逆に時間をかけなかったら、解決案が狭い範囲に限定されたり、細かいところのチェック漏れなんかが多発するリスクが高まるのは事実。リスクとリターンを秤にかけて、手を抜くところは適当に抜く、やるところはやる。最速で凡人並みのアウトプットを出せるのがビジネスに必要なスキルな気がしてきた。

自分がやらなくてもいいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に。古典部の省エネ奉太郎を目指せばいいのではないかという気がしないでもない。