入門書の次の勉強方法

すごいH本([asin:B009RO80XY:title])とリアルH本(asin:4873114233:title)読んで、他にも有名どころの入門書はあるけど、入門書は似たり寄ったりそろそろよいかなーという頃合い。次は何を勉強しようかなーと思ってネット上をいろいろググってみたのだけど、Haskellっぽさを学ぶためにとりあえず以下をやろうかなと思います。

Haskellっぽいコードの書き方を学ぶために以下の練習問題の回答を写経する。
H-99: Ninety-Nine Haskell Problems - HaskellWiki
Euler problems - HaskellWiki
他の言語でもあるアルゴリズムの問題をHaskellならこう書くって回答例が公開されてるのでよいかなーっと。普通は自分で考えて解くのがもちろん正しいのだけど、受験勉強と同じで、とりあえず問題のパターンと回答を丸暗記する方が高速に学習できるので回答を写経する。受験の数学とか暗記教科だし、ひらめきとか突然降ってこないし、十分な基礎知識の上にしかひらめきは生まれないと思ってる。

あと言語をきちっと体系的に学ぶために言語仕様とGHCのマニュアル読む。
Haskell 2010 Language Report
Welcome to the GHC User’s Guide — Glasgow Haskell Compiler 8.6.2 User's Guide
ネット上の情報ってググってヒットするのがだいたい極端に簡単すぎるサンプルだったりしてがっかりなのだけど、逆にStackOverFlowとかマニアックな議論をしているメーリスのスレッドだったり両極端であんまり参考にならず。Haskellの入門書はいろいろ難しい概念を説明するために工夫した結果なのか、なぜか構文の説明をせず、体系的に文法がよくわからん。きちんとした知識を付けるにはこういうオフィシャルなドキュメントの方が体系的にまとまっててよいかなぁという気がします。読みにくいかもだけど。

言語仕様の日本語訳は以下で見つけたが、冒頭の1章と2章の途中ぐらいまでしか訳されておらず、未完のよう。力尽きた?
Haskell 2010 言語報告書
若干古いHaskell 98改訂版の日本語訳は以下にあった。
Haskell 98 言語とライブラリ 改訂レポート
GHCのマニュアルの日本語訳は若干バージョンが古いですが、以下に見つけた。
栄光のグラスゴーHaskellコンパイルシステム利用の手引き バージョン7.8.2

あとHaskell極めるには圏論とか数学の理論的な方面も避けて通れなさそうなのだけど、それはこの次かなぁ。
とりあえず上だけでもボリューム多いですが、ぼちぼちいこうかと思います。