さぼり

研究室行ってもあんまりすることもなさげなんで、今日は一日さぼっちゃいました。明日は行きます。とりあえず11時まで寝てみる。なんか最近いろいろバタバタしてたからおもっきり寝れて気持ちよかった。んで、昨日の続き数学をつくった人びとを読む。

数学をつくった人びと〈1〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

数学をつくった人びと〈1〉 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

思うにニュートンがリンゴが落ちるのをみて万有引力の法則を思いついたという作り話はニュートンがなしとげた成果をかすめてる気がする。理科の授業で教えてもらえるのは、リンゴのお話をしてすべてのものが引き合っているとゆー事実を見つけたということだけで、振り子や車輪、ばねの運動や天体の運動、潮の満ち引きなどそれまで別々の現象として考えられてきたものが万有引力や運動法則という考え方によって統一的に扱うことができるようになったことに対する成果というか、万有引力の発見がもたらした革命的な進歩の偉大さを教えてくれない。数学で微積分を教えてもらうときも、面積や傾きを計算する方法として教えてもらうだけで、幾何学的問題を作図する必要もなく抽象的な代数的な問題として扱うことができるようになったことについての意味を教えてくれない。
てかケプラーって物理の教科書では当然万有引力のあとに来るから、ニュートンのあとの時代の人やと思ってたけど、ニュートンより前の時代に22年かけて天体の観測と計算により実験的にケプラーの法則を発見してんなー知らんかった。で、そのケプラーの法則万有引力の発見に多大な影響を与えたんだそうです。でも万有引力の法則は発見から発表まで20年以上かかったそうで、その理由は質点ではなく大きさをもった物体の質量がその中心に質量が集中してるとしてよいということが証明されていなかったためだとか。まさに積分。運動法則を研究してて位置と速度、加速度の関係から別々のものとして考えられていた微分積分が本質的に逆であることに気付いたときはオイラーの公式を見つけたときくらい感動したと思う。
てかまだこの本まだ半分くらいしか読んでないんやけど。なんか思うことが多すぎて読みながら書かんと忘れそう。てかこの本、中高程度の数学があれば文系でも理解できるって書いてあるけど、それは正直無理やと思う。途中で難しい単語がでてきたり数式が出てきたりするし、説明が難解な箇所もある。でも、数学史においてなしとげたことについてが半分と、その人の性格だとか生涯のエピソードなんかが半分と言うか2/3くらいかもしらんくらいあるから、まぁ文系でも読めるといえば読めるんやけど、興味を引くとはあんまり思えへん。昔の天才がどんなことを考えたのかってのを知ることができるのはおもしろいと思うんやけど。

夕方からバイト先に顔を出した。なんか木曜が人が少ないらしいから木土日働くことにした。なんかほかはとりあえず人足りたみたいやし。4月のシフトはとっくに決まってたんに後からゆーたからしゃーない。まぁ暇なら暇で特に構わんし。