四日間の奇蹟

今日は朝からあいかわらず微分方程式と戦う。基本解系がどうの言い出したあたりから行列の演算が出てきて、対角化とか忘れてることに気付く。うー。重解のときとかどーするんやっけ。てゆーか指数行列とか習ってないですから。なんなんだこいつ。そもそも微分演算子法もやってない。ラプラスは代数方程式にしようとゆー発想は似たようなもんやけど、行列的な扱いができたりとか微分演算子多項式の逆数を形式的に級数展開して特殊解を求めるとかできたりするあたりが違う。これは便利かも。高専って全然数学やってないですね。特殊解なんて適当に仮定して代入して係数求めるとかしかやってない。てゆーか式が簡単ならそっちのが明らかに簡単。でもそれはあくまで発見的な方法で特殊解を仮定せねばならんねんやけど、ロンスキアンとか使ったりすると基本解系がわかれば特殊解の項が任意の関数の場合でも積分できそーげならなんでも使えるとゆーことがわかった。へぇ。ちょっち駆け足でやりすぎたんでまだうろおぼえですが。正直こんなところでねぇ。てゆーか過去問簡単すぎ。問レベルくらいやから練習問題とかやってない。広く浅くのがよさげやからラプラスにも手を出して夕方からバイトなんで早めに帰る。

今日は人数も少なくて、しかも一人新人さんやったりとか俺が寝ぼけてたりとかでぐだぐだやった。てゆーか10時までかかったんなんてここ最近記憶にない。なんか疲れた。

四日間の奇蹟読み終わり。

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

映画もこないだから公開されてるけどその原作。なんとなく気になって読み始めたんやけど、結論から言うとものすごく俺好みな仕様。このミス大賞とか選ばれてるからミステリーもんかと思ったら全然違う。どっちかとゆーとファンタジー?事故に遭って生死の境目をさまよってる女の子に四日間だけ与えられた時間。とまどい、不安、絶望、後悔、せつなさ、優しさ、いろんな感情がごちゃ混ぜになりながら少しずつ少しずつひとつにまとまっていくかんじ。悲しい話やのにどこかあたたかさがある。そこに音楽。うー、クラシックの名曲知ってたらもっと楽しめそうなんがもったいないなぁとか思ったり。やっぱ映画で見たほうが雰囲気とかもっとわかるかもなぁ。でも読ませる力はあると思う。会話を基本にしてほとんど話が流れてくから読みやすいし、引き込まれる。脳性理学的な話がいちおー重要なところなんで簡単に説明してくれるんやけど、結局まだほとんどの部分が謎なままやねんなー脳って。究極的には心とは何かを解き明かす日がいつかくるんやろーか。細かいところまでわからんでも100年以内くらいには本質的にそれがなになんかってことくらいわかりそーな気がする。で、わかったところでそれを自分の思い通りに動かせるかとゆーと別問題なわけで。そこまで自由になってしまうと生きてる意味もあんまりなさげ。あ、この本は500ページくらいあるんで、普段本読まん人にはつらいかも。

とゆーわけで次は何しよーかなってことでぼーっと眺めてアジアンタムブルー (角川文庫)買ってきた。パイロットフィッシュ (角川文庫)書いてた人のやつね。文庫版になったっぽい。
あ、GRAPEVINEのベストだけ先に来てたから買った。とりあえず久しぶりに光についてが聞きたくてしょーがなかったわけで。この感想はまた明日で。