羊をめぐる冒険

羊をめぐる冒険。昨日の晩寝る前に読んでて途中で終わるに終われなくなってそのまま最後まで読み終わり。

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

青春三部作完結編。とゆーことになってるけど、内容は1部、2部の青春っぽいイメージとはうって変わって村上春樹的な冒険もの。2部のラストからさらに時間は流れ平穏に社会人をしていた僕に、行方がわからなくなっていた鼠から手紙が届く。その手紙には羊の写真が同封されていて、僕は羊をめぐる非日常な世界に巻き込まれていく。羊を追ってたどり着いた先には...てかんじ。羊とは何かについてはネタバレになるから書かんけど。ラストで鼠が僕に語りはじめるとこがよい。1部から3部まで物語は僕を視点に書かれてるから、鼠の行動は不可解なことが多すぎるんやけど、その見えなかった部分が見えた気がした。この物語を鼠の視点から書き直したら、ものすごくおもしろい話になるんやろうけど、それはたぶん野暮なんかも知らん。

バイトは夕方から。金曜発売のオリコンが今週は前倒しで木曜に入ってたのに、木曜の晩に明日金曜出るからってそれを先週号と勘違いして誰かが返品したとゆー罠。