象られた力
旅行中に読んでたもの。
- 作者: 飛浩隆
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/09/08
- メディア: 文庫
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で、感想ですが、表題作の象られた力はとにかくおもしろかった。図形言語体系を持つ惑星<百合洋>の消滅の謎を追ううちに、その文明の裏に隠された壮大な陰謀が徐々に明らかになってというお話。抽象的な図形それ自体が力を持っていて、という概念的な論理で物語が展開されるので、そーゆーのにアレルギー反応があるような一般人にはおすすめできず。気分を害する恐れがあるかと。が、そーゆー形而上学的な雰囲気が好きな人にはツボにハマるかと。SFテイストをひたすら煮詰めた代物。
今日は有頂天ホテルを見に三条へ。大晦日のホテルでおきるドタバタコメディーってかんじ。非常にテンポがよく展開し、いろんな出来事がからみあい、最後にはきっちり伏線を回収し大円団。なんてすばらしいでき。恩田陸のドミノ (角川文庫)っぽい。
気付けばもう3月。今月はまったりできそうだ。あぁそうそう、ふたつのスピカの10巻が3/23に出るらしい。あと気になるのはハヤテの6巻が3/17。PLUTO3巻が3/30。暴れん坊本屋さん2巻が3月下旬発売予定。あとエヴァ10巻が3/25。エヴァのコミック版はカヲルの登場あたりからアニメと展開が微妙に違ってきてるらしいのでコミック版集めようかなぁとかちと思ったり。
よつばと5巻の発売日が決まったみたいで4/27予定。