テニスの王子様35

テニスの王子様 35 (ジャンプ・コミックス)

テニスの王子様 35 (ジャンプ・コミックス)

テニスの王子様といえば現在ジャンプで連載されているもの中ではもっと素敵な漫画だと信じて疑わない城陽人ですが、そのテニプリの中でもこの35巻は近年まれに見る最高傑作だと言っても過言ではない。本誌で読んでたときおそらくすべての読者が力いっぱいツッコミを入れまくったであろうあの伝説の試合、全国大会準決勝、跡部vsリョーマが収録されてる巻なわけです。唐突に倒れだす照明、118点までもつれ込むタイブレーク、そして両者倒れこみ、立ち上がった方が勝者というどこのボクシング漫画だかわからない展開。こんな素敵な巻が他にあっただろうか、いやない。しかも立ち上がるときの手首がちらっと見えて次週に持ち越したのに、リストバンド書き忘れというお茶目なこのみん。コミックでも修正されてませんでしたwちなみにこの巻は初のリバーシブルカバー仕様でカバーの裏面に隠しカバーが...そして、なんとそれは本誌で描かれなかった跡部坊主バージョン!!!!...げんなり(´・ω・`)中途半端すぎ。もっとクリ○ンみたいなの期待してたのに。本当にありg(ry

しかもこの巻、実は楽しみどころはここだけじゃないわけで、九州2強の橘のライバルとか伏線張りっぱなしで、気がついたらベスト4に九州勢残ってねーとか思ったら、引っ越してて大阪の四天王寺中にいるとか言うナイスな説明口調だとか、無我の境地の奥には3つの扉があったとか言いだして、キラキラ光りまくってる千歳とか。素敵コンテンツ山盛りな35巻でした。ごちそうさまでした。