GyaOもSkypeもTCPだった罠

3限。ギガビットネットワーク。TCPの話。TCPなんてゆーとそこそこIT用語に詳しい人に言わせれば基本中の基本ですが、これ全然完成された技術ではなく現在も熱心に研究が行われてたりします。TCPに関連するRFCは4700本近くにも上るそうで、すべてを理解してる人など誰もいないのではないだろうか。こんなのよく研究するよなー。信じらんないです。

で、一般的にWebやメール、ファイル転送など確実にすべてのデータ伝送を保障したい場合はTCP、音声や動画のストリーミングなど一部データが欠落しても人間の目にはわからないしそれよりもリアルタイム性を必要とするような場合にはUDPというのが世間一般で常識とされています。なので、今日までそーゆーもんだと信じて疑わなかったわけですが、GyaOSkypeTCP使ってるんですねー。へぇ。先入観からUDPだと思ってた。
なんでこんなことになってるかというと、ブロードバンドルータのファイアーウォールの設定をいじらなくても使えるからだそうで。回線速度が速くなれば少々のパフォーマンスの劣化よりも、導入の容易性の方が重要だと。理想と現実のギャップを痛感しました。

4,5限。演習。今日も前回に続き具体的な演習ではなくプロトコルの説明。ZigBeeの下の802.15.4。講師の方曰く、「下の15.4の動作を理解しないとZigBeeの動作が理解できない」らしいですが、それって既にプロトコルを階層化している意味がないような気が(つД`)