イーモバイルの音声通話

イー・モバイルが音声サービス開始――“基本料金0円／月、パケット定額1000円／月”からの「ケータイプラン」 - ITmedia Mobile
後発参入だと無茶苦茶な値段じゃないとユーザー確保できないとあって、基本料0円でパケット定額1000円〜って書いてあるので驚いたが、よく読むと2年契約が前提で、2万3825パケット超過で課金され上限4980円まで伸びるらしいのでパケット定額1000円というのは誤解を招く。データカードとセットで申し込むと1000円引きできるらしいので、そのへんと組み合わせるとよいのやも。
んで、プラス980円で加入者間24時間無料で他キャリア宛も9.45円／30秒と安値。ソフトバンクのホワイトプランに対抗してるかんじですが、加入者の絶対数が少ない段階ではあんまり意味ないのは否めない。
んで、一番注目してたのはドコモローミングの値段ですねー。音声通話を始めるのに初期の設備投資を抑えつつ、全国でサービスを開始するために、ドコモ網を借りているわけですが、こちらは別途申込が必要で月額105円。通話料は22.05円/30秒。これはドコモのSSプランが20円/30秒なので、それにちょっと上乗せしたかんじでしょうか？かなりがんばってる方だと思います。まぁ普段首都圏でたまに旅行に出かけるぐらいなら特に問題ない範囲。でもこれがよくよく見ると、サービスの境界が県単位になってるのに注意が必要。厳密にはイーモバイルのアンテナが立ってないところでドコモのアンテナがあれば使えるという話ではなくて、対象エリアは北海道の札幌近郊をのぞく道内、青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県、長野県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大分県、宮崎県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県で、その他の地域では地下なども含めてローミングは利用できない。というわけで、ある程度展開している県ではローミングサービスが使えないという罠。けっこう微妙な仕様ですねぇ。