先週の反省と今週の策略

先週は、週半ばで、ドルが上昇へ転じるという予想だったのだけど、14日出た小売統計が予想以上に悪化しまくったのを受けて、そのままずるずるときれいに単調減少。金曜でやっと反発した。気になるオセアニア通貨の動向はというと、豪ドルは58円、NZドルは47円で踏みとどまったけど、サポートラインを大きく割り込み、上昇トレンドは完全に崩れた。こうなると長期的にはジリジリ下げる危険性も出てきたので、戦略転換が必要やも。目先はオバマ就任があるので、目先は上昇、経済指標が出るたびに、景気悪化を再確認というボックス相場になりそうだが、今週は22日に出る米住宅関連の指標ぐらいで、米の重要そうな統計は少ない。シティグループの再編あたりが、下落要因か?
で、今週の戦略はというと、実体経済への悪化懸念がかなりくすぶっており、ちょっと買い持ちの豪ドル、NZドルのポジションを縮小したいんだが、上昇しても半値戻しぐらいまでしかいかない可能性もあるので、豪ドル、NZドルを一旦あえて買い増し、半値戻したところで高値掴み分と相殺して、ポジション整理で行こうかと思います。若干危険な技なので、買い増し分のストップは反転の最安値あたりに置いておいて、短期勝負で1週間以上は持たないつもり。