Visual Studio 2005をVistaにインストールする際の注意点

VistaマシンにVS2005をインストールしようとしたら動かない。インストール中にdevenv.exeに既知の互換性問題がありますというエラーが発生し、オンラインで解決策を見つけるというボタンが用意されてたので押してみたものの特に解決せず、無視して続行したものの起動できず。Google先生にお伺いを立てたところVistaではセキュリティ周りが大幅に変更になってるので、管理者権限がないとできない操作が多々あるようでそのへんが問題らしい。たしかにデバッガとかどうみてもクラックしてるようなもんですからねぇ。とりあえずSP1でそのへんの対応してるらしいのでSP1と3月に出てた最新のアップデートとインストールしたら無事動きました。ちなみにVS2003.NETはサポート外らしいです。

SP1はこちら→Download Microsoft® Visual Studio® 2005 Team Suite Service Pack 1 from Official Microsoft Download Center
#Express版以外対応。Express版の場合はファイルが違うので注意。
あと現時点でのSP1以降の最新のアップデート(要SP1)→Download Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista from Official Microsoft Download Center

SP1は400M以上あるので超重いです。ダウンロードだけじゃなくてインストールもなぜか超重いので気長にお待ちください。修正というかたぶん一回消してインストールしなおしてるんじゃないかと。

とりあえずこれで無事起動できるようになりました。ただ管理者権限で実行しないと一部機能が制限されるようで、起動するたびに警告が出ます。というわけで管理者権限で実行するショートカットを作っておく。devenv.exeのショートカットを作成してプロパティを開き、「ショートカット」タブの「詳細設定」で、「管理者として実行」にチェックを入れておく。これでこのショートカット経由で起動すれば管理者権限で起動するようになります。

ただ管理者権限に昇格するので、VSを起動するたびにユーザーアカウント制御(UAC)の確認ダイアログが出ます。Uzzzzeeeeeee。UACオフにしちゃおうかなぁ。

まぁとりあえずVS2005がVistaで使えるようになりました。その他の既知の問題点はMSDNにいろいろ公式の情報が載ってるのでこのへん参照→http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/support/windowsvista/default.aspx