レバレッジ時間術

レバレッジとはてこの原理のことで、小さい力で大きなものを動かすという意味から投資の分野で使われる用語。本書ではそれを時間にも適用し、小さな時間投資をすることで、大きな空き時間を生む方法について解説する。
いろいろなアドバイスが書かれているけど、特に大事だと思ったのは日々のルーティンワークを削減すること。1日1時間の仕事は1年で365時間かけているわけで、しかもそれが毎年となるとすごい時間量。はじめに10時間かけてでも仕事を効率化する工夫ができれば十分リターンが得られる。得られたリターンは、他の仕事の時間投資に回せるかもしれないし、読書など数値化しにくい自己投資にも回せる。さらに重要なことは、1時間かかる仕事をテクニックで10分短縮するよりも、誰かに任せて5分で終わるとか、そもそもやる必要なくね?と切り捨ててしまうことも検討すべき。