スキップ

今日は久々に朝からバイトやった。春休みなってからもほとんど夕方からとかやったしなぁ。今日は土曜やったんで相変わらずお客さん多かった。おかげでほとんどレジ打ってただけで、あんまなんもできてない。

旅行中に読んでたのはこいつです。

スキップ (新潮文庫)

スキップ (新潮文庫)

バイトの友達に貸してもらった本なんやけど、人に薦められる本てのは新しい領域を開拓できるから発見があってえーなーと思う。どーゆー話かとゆーと、高校生2年の女の子が寝て起きたら、42のおばちゃんになってたとゆーものすごい唐突な展開です(笑)たまたまこないだ読んでたブルータワーも時間を移動するSFものやったけど、こっちは体もしっかり年をとってるところがポイント。要するにSFでもなんでもなくて客観的に見れば、おばちゃんが記憶喪失しただけなんやけど、本人の主張するところは自分は昨日まで女子高生だったのに、気が付いたらおばちゃんになってたわけです。うーん、なかなかおもろい視点だ。たしかにそーとも言えるなぁ。で、別に元の世界に戻ったりするわけでもなく(てかそんなもんないけど)、現状は受け入れたくないが今自分にできることをひとつひとつ一生懸命やって行こうとゆーかんじのお話です。42の方の職業は学校の先生なんで全体的に学園ものになっとる。文章は若干読みにくい箇所もあるけど、遊び心のセンスがあってなかなかおもろい。ただこの小説は男よりも女の子の方が読んで楽しいやろーなぁ。3部作らしいからまた続き読むつもりやけど。