十二国記

今日は朝から髪切ってきた。んで、夕方からバイト。PLUTOが気になる。はてなの注目1位になってたからなんやろーかなぁとか思ってんけど、まだ2巻出たばっかやけどなんかおもしろそーな予感が。1巻うちの店売り切れ中やったからとりあえず今日のところはあきらめた。

最近は十二国記を読んでたわけです。

月の影 影の海(上) (講談社文庫)

月の影 影の海(上) (講談社文庫)

月の影 影の海(下) (講談社文庫)

月の影 影の海(下) (講談社文庫)

元々講談社X文庫で発売されてたらしく、ティーンズ向けのファンタジー小説やねんけど、これは講談社文庫版。なんか漢字の使い方が違うらしいけど片一方しか読んでないと違いわからん。ごく普通の女子高生がある日突然異世界に迷い込むなんてゆー、ありがちなファンタジーものの設定で、読み始めたときは正直あまりのベタベタさにがっかりした。でも上巻の途中辺りからひたすら人間不信に陥ってダークな展開に...。今度はあまりのダークさに読んでて気分が悪くなってきた。で、下巻の真ん中辺りから安心して読めるよーになってきたかなーってとこで終わってしまった。ベタな3流ファンタジーよか人間の醜さとかを嫌になるくらい書いてるとこが他のありがちなファンタジーとは違うけどなぁ。どーなんだろうこれは。舞台設定は中国風でありつつも神とか妖魔とかが出てくるんで現実からはだいぶずれてる。で、意図されたように幾何学的に対称な形で12の国がある。まぁシリーズものの一番初めやからしゃーないんかも知らんけど、始終世界観の説明になってしまっててそのへんが嫌かな〜。巻末解説によると十二国記シリーズはものすごく緻密な設定にもとづいた大作らしいんやけど。全然まだ伝わってこないです。まぁ根強いファンがいっぱいいるらしいからこれからおもしろくなってくることを期待して次を読もう。なんかまだまだ続きあるみたいなんで。